[初期魚]ドイツタキシード初期魚交配その1
なんだかうちではちっともペアリングしてくれないドイツタキシードの初の交配。
父親
DT F0-1 M
ドイツタキシードに特徴的な大きな尾ひれです。真っ白ではなく,少しグレーが入っているように見えます。
22個の抱卵から19尾という86%もの孵化率で生まれました。オス8尾,メス11尾です。遺伝要素を考えるにはいいんだけど,ちょっと多すぎです。このまま増え続けたらえらいことになります。
抱卵中,一体何が起こったのか突然卵の健康度が35%まで落ちるという事件が発生しました。特に何のドジもやってません。一体何が起こったんでしょう…。
卵の健康度が!!
卵は一度健康度が落ちるとどうにもならないようで,ハラハラしながら孵化の時を待っていたのですが,生まれてみたらみんな98%以上という元気な稚魚でした。
DT F-2M
ドイツタキシード同士の交配は,たとえばブルーグラスなんかと比べるとバリエーションが少なくて,ちょっと拍子抜けします。ほぼ父親と同じ個体がでてきます。初期魚の父親もほとんど区別できないくらいですから,こんなものなのかもしれません。
尻尾が青く見えるのは照明の加減(高ケルビン・ライト使ってます)です。この個体とあとで出てくる1尾は若干グレーで真っ白ではないみたいです。父親もほんのりとグレー感がありましたが,この固体と比べると白だったのかなと感じる物があります。
尻尾の白さ黒さを決める黒色遺伝子というのがあるらしいので,どうもこの灰色は母親からきたものだろうと予測できて,その遺伝子の持ち方は
父親 0-0(つまり黒遺伝子なし,B0)
母親 1-0(一番薄い黒遺伝子持ち,B1)
という感じじゃないだろうかと考えてます。
あるいは父親のきもーーちグレーなのが純白(B0)ではなくB1だとすると,母親もB1固体で,この子のグレーはB2ということになるんでしょうか。
DT F1-4 M
これはほぼ父親と同等の個体です。
特に書いておかなくてはということでもないんですけど,体の後部が黒くなる(だからタキシードと呼ばれる)遺伝はすべての個体に出ます。この体の色というか柄の遺伝法則は尾の色の法則とは違っていて,だからタキシード部分の色の濃淡などにはバリエーションはでません。
DT F1-10 M
これも父親似です。
DT F1-12 M
これが最初のと同じくやや灰色かと思う個体です。
尾ビレを見るよりも背びれを見た方が色味がわかりやすいかもしれません。ひょっとしたら先のグレーよりも濃いです。
何度も書いてますが角度と照明の当たり方の問題があって,色は画像と本物の間にだいぶ差があります。
個人的には体が後ろに行くほど黒くなっているタキシードで,尾だけ真っ白というのはどうかなあと思っていたりするので,ブラックテイル・タキシードというのを作ってみようかなと思っていて,そうするとこの個体は次の交配の父親確定です。
DT F1-14 M
文句なしに父親似です。
DT F1-15 M
これは判断に苦しむ個体です。灰色にも見え,白にも見えるという。
尾ビレを見るとグレーにも見えるんだけどなあ。
DT F1-16 M
これは父親似で確定でしょう。
ここまでの交配結果でわかったことをまとめておきます。少なくても父親よりも濃い灰色の個体が2つは出ているので,母親は確実に黒遺伝子を持っています。
灰色尾の比率から考えて,母親の持つ黒遺伝子の片方は0でないと父親似が出てきません。したがって暫定的に次のように黒遺伝子の持ち方をしていると仮定しておくわけです。
父親 1-0(微灰) または 0-0(純白)
母親 1-0(微灰)
出てくる子供
1-0 または 0-0 または 1-1(父が1-0の場合)
1-1が灰色の尾を持つ2~3尾の子供だというわけです。
大体B遺伝子が何ステップあるのかもわからないので,どこまでいくと真っ黒になるのかも今の段階ではわかりません。