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入学式

上のお子様の高校入学式。
そして下のお子様がお熱でうなされているので一緒に留守番中。

思えば,それまでのサラリーマン勤めをやめて,フリーランスとして独立したのが,ちょうど上の子が小学校に入学する年の2月。独立から9年が経ったわけです。

何年か前に日経ソフトウエアがライター集めて会食の機会を作ってくれたときに,何人かのライターさんたちが独立すべきか,会社員と兼業(ほとんどのプログラム・ライターは兼業ライター)で続けるべきかって悩んでいらっしゃいました。

知識は枯れることのない泉ではない

いきなり核心突いちゃいました。これ結構怖いところです。独立してライターでやっていくということは,誰も知らないことを常に探し続けて先端でい続けなくちゃならないということであります。

情報の提供者は,他の人より先んじているからこそ提供者たりえるわけで,ここをよく誤解して「誰でも知っていることを書き残せばいい」と誤解されたりしますけど,ブログやWikiならいいけれども,プロというのはそれじゃだめなんですね。

誰よりも先端というのはさすがに無理でも,読んだ7割の人に「しらなかったなあ」といわせなくちゃならない。

実際にはタイトルの段階で7割知らない人を選別していたりするんですけどね。Version 2からMicrosoft Wordを使い続けている人が「今日からはじめる簡単図解ワードでワープロ超入門」という本は買わないわけですから。

ライターになろうと思う人の多くが,こういう超初心者本を見て「これなら書ける!」と思うわけですけど,そう思い立つ人にもわかるように書いている,そのライターの力量を推し量ることを忘れています。

他人にものを説明するというのは,簡単なことを説明するほうが難しいんです。難しいことはどこかの技術解説みたいにアルファベット並べまくればいいわけですから。

Windowsにメモ帳というアプリケーションがあります。簡単な本を読んで,自分だって書けるさと思った人は,一度メモ帳の操作方法を説明してみるといいです。もし書いてみて,メニューの項目ひとつずつに「[保存]は作成した文書を保存します」とかしか書けないなら諦めたほうがいいかもしれません。図に説明を入れるだけなら,実際に使っていて出てくるツールチップと変わりません。もしそのツールチップというものが何かを知らないというなら,残念ながら論外ということになります。

図解本が大量に出回って,文章を書けないライターが多数輩出されてしまいました。ハードディスクとメモリの違いもわからないままPCライターになっちゃいけません。

知識の泉は枯れるんです。

枯れてしまうから,枯れるまでの間で勝負するか,枯れないように小出しにするか,地下を掘り返して水脈を探したり,他所からバケツリレーで水を足すしかない。

できるだけ楽して儲けたいっていうだけなら,デイ・トレイダになったほうがいいと思うんだな,いやほんとに。

悩みながら兼業でやっている人のほうが,専業になってみるかあって軽くいっている人(そして,その手の人はたいていプロデビューはしないけど)よりも勉強しているっていうのがね,なんだか面白い世界だったりするわけです。

自分の泉もあと10年はきっともたないな。

上の子の10年後はいっぱしの社会人だからいいとして,風邪引いてるちびが10年経っても独り立ちできる年じゃないことがさ,ちょっと気になるフリーランス。

ご無沙汰してます。


そうですね。自分が理解してないと他人に教えられないわけですし。
それにしても上のちびちゃんは女子高生ですかー。早いですねぇ。^^;

さすがに「ちびちゃん」でもないわけで


Y君が会った頃は七五三だったからね。
あの頃の約2倍のサイズになってます。

小さい頃はいい子だったんだけど,最近はすっかり親のことバカにしちっゃてだめなんだよなあ,これが。

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