日経ソフトウエアの特集記事を書きつつ
このところ一ヶ月おきに日経ソフトウエアで特集記事を書かせてもらってます。この20日までに来月末発売号の記事を書かねばなりません。追い込みです。
ページの右上に唐突に体重グラフなぞ掲載することにしました。禁煙の次はダイエットです。
禁煙もダイエットも本人は困っていないというのがポイントです。じゃあ誰が「やめろ」「やせろ」と言っているかって,そりゃ嫁に決まっています。
ダイエットも禁煙も自分との戦いでもなんでもなくて,これは女房に対する,これまでの結婚生活中最大の静かなる戦いなんですね。どうせできるわけがないと思われていたことをクリアしてみせてやろうという,いわば精神戦です。
ちなみに最近は食後の皿洗いは全て自分がしています。実はそれまで自分のコーヒーカップだけがいつも流しにそのまま放置されてました。「自分で飲んだものくらいは自分で洗え」の意らしいです。ごもっとも。
そこで頭に来たこちらは”自分の食器だけ洗う”という行動に出だすわけです。不毛でしょ。
そんな不毛なことを続けてるうちに気がついたんですね。相手の食器を洗わないって決めて,横によけている時に気分が悪いんですよ。あとで見て自分の食器だけ残っているってのも腹が立つ。だけど相手のを残している時だって気分が悪い。相手の食器を洗わないっていう行動は,誰にとっても気分が悪いだけのことなんです。誰も楽しくない。
だから反対に相手のも全部洗うようにしたんです。そこにある家族みんなの食器を洗う。流しに誰の食器も残さない。自分のを洗うのに5分かかったとして,みんなのを洗ったからって何倍もの時間がかかるわけじゃないですよね。わずかな時間の追加で,誰も気分が悪くなくなる。
相手のためじゃなくて,自分のためなんです。結果的に相手も気分が悪くはなくなる。だけどそれは副次効果というものです。自分の気分が良くなるってことがとても大切。
つまり毎日皿を洗い,女房の嫌いなタバコをやめるのは,彼女に対する思いやりでも優しさでもなんでもなくて,自分に対するケアなんですよ。女房に文句を言われないようにしないと,その文句を子供達まで真似て父親を馬鹿にします。
もし父親が相撲取りだったら,旦那や父親に対して侮蔑を込めて「デブ」って言わないでしょ?相撲取りよりははるかにスマートで,身長比でみたら世間の平均程度の旦那に対して「デブ」という嫁と,それ聞いて父親はデブなんだと思う子供。さて,この子は大きくなったときに「デブ」の基準を正しく持てるんでしょうか?
おそらくダイエットがある程度の成果を見せると,次は多分,毎晩いびきがうるさいから布団を仕事部屋に移してくれと言われます。そうすれば寝室が広くなって助かるとか言い出すでしょう。
文句を言い続けるのが彼女の仕事みたいなものです。
文句を言い続けられて,もう25年になるんだね。