センセであって先生ではない
物書きなぞしておりますと,知り合いから「先生」と呼ばれるんです。ただし近しい人たちの場合,文字にすると「先生」なんだけど,発音としては「センセ」に近いです。
「センセ,ちょっと教えて」
「センセ,それは違うわ」
「センセ,そこのコーヒーとってくれる?」
字面的に先生とは呼ばれているけど,もはや小学校で児童が先生に呼びかけるのよりもひどい(笑)
といいますか,私は別に先生とちゃいますし。
なんでそんな話を書き出したかといいますと,アレですね。時事になるけど選挙ですね。
どうして政治家が先生なのかとね。
私は一応モノを書き,読者の皆さんに対して,なんらかの学習支援をしていなくもないわけでして,だから仮想学校みたいな考え方として"教師見なし"で「先生」ってのはあるのかなと思ってるわけです。繰り返しときますけど,そう呼ばれることを望んでいるわけではありません。
でも政治家の皆さんが,誰かに何かものを教えているっていうことは多分ないわけですよ。どこから先生っていう呼称がでてくるんだか。
そういえば「政治家」っていう職業の括りもなんかおかしいなとか。
「代議士」は職業だけど,「政治家」ってのは何をする職種なんでしょうか。「作家」「工芸家」「美術家」ってのがあるんだから"家系"(ラーメンかよ)の職業呼称はあるんだけど,引退した代議士は政治家?選挙候補は?
曖昧なカテゴリーだなあ。
選挙についてはここに書きたいこともなくはないんだけどさ,なんかイヤなんだよね。飲み屋で一杯引っかけながらしたり顔で話すみたいなことをブログに書いちゃうってのが。政治の世界に首突っ込んだことがあるわけでもなし,新聞やニュースで伝えられる材料だけであれやこれや語るのがね。
自分で見て,自分で聞いて,自分が肌で感じたことじゃないと,結局どこかの受け売りになっちゃうでしょ。その受け売りの元ネタが,意図的にねじ曲げるのが大好きで,面白いことがなかったら自分たちでニュース作っちゃうような某社報道だったりすると,もうね(笑)
時事ネタってのはさ,人が聞こえよがしに語ってるのをちょっと離れて聞きながら,その話の元ネタを考えつつニヤニヤしてるのが楽しいんですよ。
何か突出した巨大な勢力が現れると,必ずアンチな意見が出てきます。それはそれでいい。ところがそのうちに,そのアンチな意見を見て,考えることなく猿まねで騒ぎ出すお調子者がでてくる。これが伝播していく過程で,そのモノに触れたことがないのに批判する輩まででてくる。そして往々にして,この手の輩の意見は底が浅い。そのくせ言葉尻だけは強い。だけど匿名。情けない話です。
なんて偉そうなことを書いても,私もほら,底が浅い人だから。
だから「先生」と書いて「センセ」と呼ばれてるわけですよ。
「センセ,久々に更新してたからブログ覗いたけど,今回の話はおもんなかったわー」
って言われるわけです。こらこら私は別にウケ狙ってブログ書いてるわけじゃないって。そんな才能があったら,それこそ「先生」になってます。