7月も半ばになると大概暑い日々です。
エコだエコだと世間が盛り上がる中,買い換えできないままの窓付け型のやたらうるさくて,そのくせ冷えないクーラーをつけて原稿書いてます。
暑いのが好きか嫌いかと言われると,やっぱり嫌いなんでしょう。嫌いだからクーラーなんかつけてるんだろうから。
でも暑いのが苦手かというと,これはまたなんだか話が違ってくるようで,実は私ったら暑いのにそんなに弱くはありません。
夏がくる度に思い出すのは,実家の名古屋です。18年間名古屋で暮らしてから,大学進学で上京したわけですが,幼少期から思春期までを過ごした名古屋の暑さってのは,関東圏の暑さとはまるで違うわけです。
うまいたとえが出てこないんだけど,いつだかに夏に帰省したときに,関東から新幹線で名古屋駅に行き,そこから地下鉄で実家に戻ったわけですよ。新幹線と地下鉄,そして地下鉄の駅ってのはしっかり冷房が効いてますから暑くありません。
で,地下鉄の駅から階段をトントンと上って地上に出たら…
息をするたびに鼻毛が焼けて縮れるかと思いましたね。口で息をすると肺が燃える。関東圏とは全然違う”名古屋の夏”ってのがそこにはありました。
名古屋で暮らしていた頃ってのは実家が貧乏でね。親父が無理してマンション買ったりしたもので,まともな冷房なんて家にありませんでした。だから名古屋の夏ってやつをまともに体で感じる18年だったと言えなくもなく。
そんな名古屋で暮らしてきたからなんでしょうか,関東で夏場に「きつすぎる」って感じたことがないんです。
たしかに暑いのは嫌いだし,クーラーだってつけるけど,決して嫌いってことではないんだよと。
梅雨のかったるさに比べたら,よっぽどいいや。